本当は怖いグリム童話、、ってありましたかね?
残酷な話も多いですが
子供の頃読んでいた大抵のグリム童話では
善良な人間はいい男と結婚出来たり
金持ちになったりするもんだから
良い人でいればそうなると信じていたもんです、、
大人になってから読むと
随分 解釈の仕方が変わったかもしれません
ヘンゼルとグレーテルなんかは。。
母親に捨てられた兄妹が森で道に迷い、
森に住む魔女に騙されて捕まってしまう
食べられちゃう~と恐ろしくなり
隙を見て魔女をかまどに落として焼き殺すんですよね
その後 お菓子をたらふく食べてお金や宝石を盗んで帰るんです
まー私でも同じ事やるよな(魔女じゃないですよ)
ならず者(他サイトより)
オンドリとメンドリが、山へクルミを食べに行くが、歩いて帰るのが億劫になる。
そこで、クルミの殻で車をこしらえるが、
どちらが車を引くかで言い争っているところにカモがやってくる。
カモは自分の山のクルミを無断で食べたことに腹を立て、
ケンカを仕掛けるも返り討ちにされ、罰として車を引かされることになる。
道すがら、とめ針と縫い針が車に乗せて欲しいというので、
一緒に宿まで行くことにする。
宿の主人はこの一行を泊めることを渋るが、
メンドリが道中で産んだ卵と、カモをあげるからと言われ、承諾する。
オンドリたち一行は、豪華に飲み食いをし、寝床に入る。
翌朝、オンドリとメンドリは早起きして、
メンドリの卵に穴を開けて中身を飲み、殻をかまどの上へ放り投げる。
そして、まだ寝ていたとめ針と縫い針を、
椅子のクッションと洗面所の手ぬぐいに刺し、そのまま逃げてしまう。
それから2~3時間後、宿屋の主人が起床し、顔を洗う。
しかし、手ぬぐいで顔をふこうとすると、
刺してあった針で顔を引っ掻いてしまう。
また、タバコのパイプに火をつけようとかまどの傍へ行くと、
置いてあった卵の殻が弾けて宿屋の主人の目に入る。
ムシャクシャしながら椅子に腰掛けると、
今度は尻に針が深々と突き刺さる。
昨夜遅くに来たあのお客が怪しいと思い、宿屋中を探し回るが、
もう誰も宿にはいなかった。
宿屋の主人は、
「さんざん飲み食いした挙句、金を払わず、いたずらまで仕掛けていくような
ならず者は二度と泊めまい」と心に誓う。
残酷だ。。。。
こんな話の中の登場人物や背景までもが人形になっている
ひどい市長↓
約束を守らずに
バラバラにされた姉妹
魔女が欲しがるリンゴの木
顔は白いけど心は真っ黒な妹
このように一つ一つ
紹介されてるんですよ。
笑いがとまらない
デジタル点描になったもの
フェルトを貼り付けたもの
オーガンジーの二枚重ねの作品
森の木漏れ日や呼吸を残像感の重なりによって表現
グリム童話がかすかな揺れで重なり一つの世界になる