2010年11月25日木曜日
Shinichi Takeda RAINSCAPE
”RAINSCAPE”は黒色の紙に白ペンで描かれています。
白ペンで描かれたものは雨の一粒一粒と見ることができます。
通常、建築の中には雨は降りません。
むしろ雨風を避けるために建築は存在しているとも言えます
何百年前に建てられた建物にはそれだけの時間、
雨が降っていないことになります。
紙の上に黒く残された空間は、
屋根により切り取られた雨の降らない空間なのです。
ある期間、雨の降らなかった、またこれからも降らないかもしれない空間。
雨によって雨の降らない空間(時間)を浮かびあがせている
近くで見ると何万粒もの雨が描かれている
”Found Footstep”(発見された足音)という陶器の作品もあります
こちらはsuBmuseumにてごらんください
皆様のご来場お待ちしております
武田君は陶芸家 比留間郁美さんと
西荻窪のFALLというギャラリーでも展示をされています
11/24~12/5まで
詳細は→www.homepage2.nifty.com/gyofu-an/